ぢるぢるだいありーずおぶざでっど

女性向け風俗キャスト兼売り専ボーイのブログ

根拠の無い自信について思うこと

「世界五分前仮説」ってあるじゃないですか。バートランド・ラッセルって哲学者が提唱していた「世界は五分前に始まったかもしれない」って仮説なんですけど、これってよくよく考えると論理的には否定できないんですよね。

「歴史的な物証だってあるし、何より昔の記憶だってあるんだからそんな仮説は成り立たないんじゃないの」って反論は至極もっともに聞こえはするけど、その記憶が捏造された状態で五分前から世界が存在している可能性を完璧に否定できる論理は存在し得ないじゃないですか。そう考えると、世界や時間の連続性を担保する「何か」ってのは超越論的な何かを媒介せずには証明できないんですよね。

それに、目を閉じて耳を塞いでいる間に、この世界が目を開いて耳を塞がないで居る時と同様に存在している事を証明する事も出来ないじゃないですか。「それは神が世界を眼差しているから世界は存在しているのだ」みたいな主張は横に置いといて。

「前置きがなげーんだよボンクラが」って心の声が聞こえて来そうだからそろそろ本題に入ります。グァァ。

さて、俺は風俗業に従事しいるので、色々な人と話す機会が多いんですね。その時に「自分に自信が無くて…」みたいな話をチラホラ聞くことがありまして、今回はそれに対して自分なりの考えを書いていこうという趣旨なのですよ。

先ず俺は、「自分に自信がある」ってのは「根拠のある自信」と「根拠の無い自信」の2つに大別されると思ってるのね。「根拠のある自信」ってのは想像しやすいじゃん。例えば「良い大学を卒業してる」「容姿端麗である」「お金持ち」「権力がある地位にいる」等々、「俺(私)は〇〇だから自信がある」って状態です。よくある話だよね。

そんで「根拠の無い自信」ってのはアレですよ、「よくわかんないけど俺(私)って凄い。だって俺(私)は凄いからね」ってやつです。

「自分に自信が無い」って人の話を聞いていると、「根拠のある自信」を持ちたくても持てないって論調の人が多いんですよ。そ・こ・で、前置きで紹介した「世界五分前仮説」がようやく登場するんですよ奥さん。

そもそも「根拠のある自信」ってのは「その根拠になっている何かよりも凄い何か」の前では霞むじゃないですか。相対的な事物を根拠にしたら当たり前だけども、「〇〇大学よりイェール大学のが凄いじゃん」とか「〇〇証券よりゴールドマン・サックスの方が凄いじゃん」みたいな。

それに、「世界五分前仮説」から考えると、その地位も容姿も名誉も全ては幻想で、実際はホイミスライムみたいな容姿で時空の狭間を彷徨っている存在が夢を見ているだけかもしれないじゃないですか。ちなみに俺は世界は存在しない説に1票入れたい派です。ホイミスライムが見ている夢説でもいいけど。

そんな「世界五分前仮説」の前だと「根拠のある自信」は崩れるけど、「根拠の無い自信」はそれを突破できるんですね。何故なら徹底して何も根拠が無いから。それを担保するものは「我思う故に我あり」的な発想だけです。つまり「世界の全ては幻想かもしれないけど、今自分に対して感じている根拠の無い自信だけは疑うことが出来ない」って状態です。

この自信ってマジで無敵だと思うんだよね。「俺って良い会社に勤めててお金も沢山あるんだよ」って言うとどこか鼻に付くけど、「ねぇねぇ俺って凄いんだよ。だって俺って凄いからね!」って相手に言っても「お…おぅ(そっとしておこう)」ってなるだけじゃないですか。みんなハッピーじゃん。たぶん。

俺もどちらかと言うと「根拠の無い自信」だけで生きてるパーソンなので、SEIYUに行って弁当が半額になってると「俺のスーパーパワーがそうさせたんだな」とか、良い具合に電車に間に合ったら「なるほど電車のダイヤは俺を中心に作られているのだなぁ」とか思いますもん。

まぁあれですよ、雑にまとめると、ある程度頑張った上でそこからは根拠の無い自信を持てば良いんじゃないのって話です。くだらないトートロジーでも何でも良いんですよ。世界なんて存在してるかもわかんないんだし、みんなそのうち死ぬでしょ。最近はそんな感じです。

 

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それじゃあまたそのうちお会いしましょう。