ぢるぢるだいありーずおぶざでっど

性感マッサージのセラピスト兼売り専ボーイのブログ

「SPA Blackには所属しないの?」への回答

基本的にこのブログは俺の趣味や思想を垂れ流すのがメインなので店関係の事は余り書いていないのですが、今回は番外編みたいな感じで読んでもらえればなぁと思います。

さて、俺が今現在所属しているSPA Whiteには、SPA Blackなる姉妹店(?)、系列店(?)、上手い表現が浮かばないけれど、まぁとにかく別のお店があるんですね。

オーナーはSPA Whiteでも御馴染み「あす香」が務めていまして、SPA Whiteとの違いとしては「指入れ(女性器に指を入れるやつ)」がある点で、早い話がIラインタッチ有りのお店なんですよ。

そのSPA Blackが今年の(確か)5月にオープンしてから、割りかし色んな人に「ブラックでは働かないの?」とか「ホワイトと兼任はしないの?」等々と訊かれる事がありまして、本日はそれについての回答をしておこうかなと思います。

結論から言うと、「SPA Blackへの移籍や兼任をする予定は無い」です。

理由としては、要約すると以下に集約されます。

SPA White以外のコンセプトで施術するのであれば、「風営法売春防止法を守ってればそれ以外はキャストに任せます」みたいな所謂通常の風俗店スタイルの方に興味があるから。


ここで!!解説ターイムッ!!


キスしないし指入れもしないSPA Whiteのコンセプトってとても面白いと思ってるんですよ。だって普通の風俗店なら普通に出来る事を敢えて禁止してる訳ですから。でも、だからこそ施術中は色々な事を考える訳です。「どんな工夫をすれば良いのかな」とか「どんな触り方が良いのかな」とか。(※ここで「いや、別店舗のキャストだって色々考えてやってるんですけど」みたいなツッコミは無しだぞ。これはコンテクストの問題です)

まぁ、そんな感じでSPA Whiteのコンセプトの中で施術するのは難しさもある反面、楽しさもあるんですよ。ただ、それは一般的なヘルスプレイとは全く別の楽しさだと思っていて、仮にSPA White以外でも働くとしたら、SPA Blackではなくて所謂普通の風俗店の方が良いかなぁと思ってるのです。

これは「どっちの方が優れている」とかの話じゃなくて、「ラーメン美味しいけどカレーもハンバーグも美味しいよね」とか「ブルースはカッコいいけどジャズもロックもカッコいいよね」みたいなのと同じで、どっちも良いし優劣がある類の話ではなくて、単純に個人の趣味趣向の問題があるだけです。

そんな感じで、仮に俺がSPA White以外にも所属するとしたら、SPA Whiteとの掛け持ちを認めてくれる全く別のお店になると思います。

例えば、基本的にはSPA Whiteに居るけど毎週木曜日だけは◯◯◯ってお店にいまーすって感じですかね。そんなおおらかなお店があるのかは知りませんが(笑)

そんな感じで今の俺の考えはここに書いた通りなので、そこんとこよろしくお願いします。

 

それではアデュー

七夕の物語が嫌いな理由

明日は七夕ですね。突然ですが俺は織姫と彦星の話が嫌いなんですよ。もうね、「うわぁ…揃いも揃ってクソ野郎ばっかりじゃん…」と思うのですよ。本日はその理由について滔々と書き垂らそうと思います。あの話が好きな人はごめんね。戻るボタンを押しましょう。

手前味噌ですが、物語の(若干恣意的な)概略から入ります。

昔々、天帝って名前の超偉い神様がいて、彼には織姫って名前の娘がいたんですね。彼女は機織りがすげー上手くて、現在だったらバレンシアガやフェンディも目じゃないくらいのプロダクトを日々黙々と織っていたんですよ。

ある日のこと、パラノイアックに機織りばっかりやってる娘も年頃だしそろそろ伴侶を持たせないとヤベェなって思った天帝はどっかから彦星って名前の結婚相手を探してくるんですね。彦星くんは牛の世話がめっちゃ好きで、今ならネットでナードとかギークとか言われてそうな感じの青年だったんだろうけど、まぁ織姫と彦星は波長が合ったんだかなんだか知りませんがお互いに惹かれあったんですよ。

結婚してから2人は以前はヤバイくらいに没頭していた機織りと牛の世話を放棄して遊んで暮らすようになったんですよ。そりゃあ新婚だし惹かれあった2人だから一緒にいたら楽しいよね。収入源は何処にあったのか知らないけど差し当たって仕事をしなくても生きていける状況だったんでしょう。ベーシックインカムとかあったのかなぁ。

そんな2人を見た天帝は何度か「お前らちゃんと働けや」って注意するんだけど、2人は空返事だけで全く働かなかったんですね。そんな事が続いて、怒髪天を突いちゃった天帝が2人を天の川を隔てて東西に吹っ飛ばしたんですよ。イメージとしては、ONE PIECEに出てくるバーソロミュー・くまの「ニキュニキュの実」の能力みたいな感じなんだと思います。天帝ヤバい奴だよね。能力者だったなんて。

いきなり吹っ飛ばされちゃったもんだから2人は悲しみに暮れて再度働き始める事も出来なかったんですよ。そりゃあそうだよね。俺もいきなりウガンダとかに飛ばされたら勤労意欲無くなるもん。

それを見兼ねた天帝は「真面目に働けば年1で会わせてやるよ」って条件を提示したの。それを聞いた2人は真面目に働き始めて、年に1回だけ会うことが出来るようになったらしい。その日が毎年7月7日で、2人はその日会える事をモチベーションにして日々を真面目に勤勉に過ごしています、浪漫ちっくですね、めでたしめでたし。って物語なんだけど、これ全くもって浪漫ちっくじゃないしめでたくもないでしょ。以下その理由を述べる。

①天帝が旧態依然の毒親過ぎる

先ずさ、成人して独立した子供の家庭にそんな口出ししないでしょ。助言くらいなら良いよ。「働かなくて大丈夫?楽しそうなのは良いケド、お父さん心配だなぁ」とかならわかるけど、他人の家庭事情に介入し過ぎでしょ。そんで最終的には実力行使とか幾ら何でもやり過ぎだよ。あと、娘夫妻を自分の思い通りに操れると考えてる所が旧態依然の家父長制って感じで好きじゃない。いやいやあなた何様だよって感じです。いや、神様か。すみません。

②織姫と彦星がヘタレ

百歩譲って天帝に吹っ飛ばされて悲しみに暮れるまでは良いよ。天帝は権力者だしめっちゃ強いんだろうからしょうがないでしょう。でもさ、そこからは反抗しようぜって思うのですよ。なんで「年1で会わせてやるよ」って条件を受け入れちゃうのかが意味不明じゃん。そこはやっぱり天帝に対して反旗を翻さないといけんでしょう。織姫だって天帝の娘なんだから何かしらスーパーナチュラルな能力持ってるんじゃないの。彦星もさ、義理の父親に物申すのは心苦しいかもしれないけどなんかこう、あるでしょ。スターライトエクスプロージョンみたいな能力がさ。

親の言うこと聞いて年1の逢瀬を大切にする姿勢が去勢され過ぎだし、エディプスコンプレックスこじらせ過ぎだしロマンチシズムのカケラも感じない。

③労働環境が悪い

なんでも、彼らが労働を辞めた影響で織物の供給がストップしたり牛が病気になったりして周りから苦情がきて、再度労働に従事せざるを得なかったらしいじゃないですか。いやいや、一昔前のすき家の夜勤じゃないんだからそこは分業するでしょ普通。仮に分業不可能な労働なんだったら、そこを論点にして労使交渉をするべきですよ。この天帝と織姫夫妻の関係って資本家と飼い慣らされた労働者って感じで見ていて慊りないんです。

あの夫妻はロマノフ王朝を打倒したスターリンを見習って、徹底的非合法路線で天帝王朝に対して革命を起こすべきです。先ずは「共産党宣言」を読んで団結するところからですね。是非とも今後の生活の為に革命的思想をインストールして頂きたい。

 

以上が嫌いな理由です。何と言うか、物語の中に旧態依然な家父長制的な価値観や去勢された姿勢、ブラック企業ばりの労働環境等々、俺の嫌いなエッセンスがふぁさーっと散りばめられてるんですね。まぁ、原典をちゃんと読めばまた違う視座も得られるんでしょうけど、今時点では好きじゃないですね。半分くらいネタで書いてますが、そんな感じです。

 

アデュー。

根拠の無い自信について思うこと

「世界五分前仮説」ってあるじゃないですか。バートランド・ラッセルって哲学者が提唱していた「世界は五分前に始まったかもしれない」って仮説なんですけど、これってよくよく考えると論理的には否定できないんですよね。

「歴史的な物証だってあるし、何より昔の記憶だってあるんだからそんな仮説は成り立たないんじゃないの」って反論は至極もっともに聞こえはするけど、その記憶が捏造された状態で五分前から世界が存在している可能性を完璧に否定できる論理は存在し得ないじゃないですか。そう考えると、世界や時間の連続性を担保する「何か」ってのは超越論的な何かを媒介せずには証明できないんですよね。

それに、目を閉じて耳を塞いでいる間に、この世界が目を開いて耳を塞がないで居る時と同様に存在している事を証明する事も出来ないじゃないですか。「それは神が世界を眼差しているから世界は存在しているのだ」みたいな主張は横に置いといて。

「前置きがなげーんだよボンクラが」って心の声が聞こえて来そうだからそろそろ本題に入ります。グァァ。

さて、俺は風俗業に従事しいるので、色々な人と話す機会が多いんですね。その時に「自分に自信が無くて…」みたいな話をチラホラ聞くことがありまして、今回はそれに対して自分なりの考えを書いていこうという趣旨なのですよ。

先ず俺は、「自分に自信がある」ってのは「根拠のある自信」と「根拠の無い自信」の2つに大別されると思ってるのね。「根拠のある自信」ってのは想像しやすいじゃん。例えば「良い大学を卒業してる」「容姿端麗である」「お金持ち」「権力がある地位にいる」等々、「俺(私)は〇〇だから自信がある」って状態です。よくある話だよね。

そんで「根拠の無い自信」ってのはアレですよ、「よくわかんないけど俺(私)って凄い。だって俺(私)は凄いからね」ってやつです。

「自分に自信が無い」って人の話を聞いていると、「根拠のある自信」を持ちたくても持てないって論調の人が多いんですよ。そ・こ・で、前置きで紹介した「世界五分前仮説」がようやく登場するんですよ奥さん。

そもそも「根拠のある自信」ってのは「その根拠になっている何かよりも凄い何か」の前では霞むじゃないですか。相対的な事物を根拠にしたら当たり前だけども、「〇〇大学よりイェール大学のが凄いじゃん」とか「〇〇証券よりゴールドマン・サックスの方が凄いじゃん」みたいな。

それに、「世界五分前仮説」から考えると、その地位も容姿も名誉も全ては幻想で、実際はホイミスライムみたいな容姿で時空の狭間を彷徨っている存在が夢を見ているだけかもしれないじゃないですか。ちなみに俺は世界は存在しない説に1票入れたい派です。ホイミスライムが見ている夢説でもいいけど。

そんな「世界五分前仮説」の前だと「根拠のある自信」は崩れるけど、「根拠の無い自信」はそれを突破できるんですね。何故なら徹底して何も根拠が無いから。それを担保するものは「我思う故に我あり」的な発想だけです。つまり「世界の全ては幻想かもしれないけど、今自分に対して感じている根拠の無い自信だけは疑うことが出来ない」って状態です。

この自信ってマジで無敵だと思うんだよね。「俺って良い会社に勤めててお金も沢山あるんだよ」って言うとどこか鼻に付くけど、「ねぇねぇ俺って凄いんだよ。だって俺って凄いからね!」って相手に言っても「お…おぅ(そっとしておこう)」ってなるだけじゃないですか。みんなハッピーじゃん。たぶん。

俺もどちらかと言うと「根拠の無い自信」だけで生きてるパーソンなので、SEIYUに行って弁当が半額になってると「俺のスーパーパワーがそうさせたんだな」とか、良い具合に電車に間に合ったら「なるほど電車のダイヤは俺を中心に作られているのだなぁ」とか思いますもん。

まぁあれですよ、雑にまとめると、ある程度頑張った上でそこからは根拠の無い自信を持てば良いんじゃないのって話です。くだらないトートロジーでも何でも良いんですよ。世界なんて存在してるかもわかんないんだし、みんなそのうち死ぬでしょ。最近はそんな感じです。

 

そうそう、最近はKaikanって風俗のまとめサイトで「写メ日記」なるコンテンツも書いてるから良ければ覗いてってよ↓↓

https://www.kaikan.co/1403000046/cast/8217/

 

それじゃあまたそのうちお会いしましょう。

風俗備忘録⑤(女性向け風俗編・2店舗目の巻)

「なんかバタバタしちゃって(><)」という空前絶後の理由で面接をすっぽかされてからというもの、お店選びが振り出しに戻ってしまい、売り専の待機時間や寝る前にスマホやパソコンで何気なく風俗店のHPや求人サイトを眺める日々に逆戻りしていた。

(上記「なんかバタバタしちゃって(><)」の文脈がわからない人は前回の備忘録を読むよろし。https://spawhite-nao.hatenablog.com/entry/2019/03/27/192908 )

1店舗目の失敗から学んだことは「最初の連絡の段階でメールや電話のやりとりが適当なお店はダメな確率が高い」という至極当たり前な事柄だけだったけれど、「話のネタにもなるしまぁいいか」というマック赤坂バリのポジティブシンキングにより最終的にはグッドメモリーとしてなお氏の心に刻まれたのであった。

 

さて、新たにお店探しを始めてしばらく経ってから少し気になる求人HPを発見した。その求人HPには仕事内容や給与体系、面接から実際の勤務に至る流れまでが丁寧に記載されていて、何よりHP自体の体裁も非常に整ったものだった。しかしただ一つだけ気掛かりな点があり、そのHPには求人をしている店名が一切書かれていなかったのだ。

通常であれば少しは他の角度からそのHPについて調べたりするのだろうけど、1店舗目をすっぽかされた後で色々と面倒だったので「とりあえず応募フォームから申し込めば何とかなるやろ」という安直な思想に則り、細かい疑義については心の中のマガジンラックに突っ込んでおいた。

申し込みを済ませてからは丁寧な対応でやりとりが進み、面接の日程もすぐに決まった。そして面接当日、「新宿のアルタ前に着いたら事務所に電話して下さい。道順をご案内します」との指示をもらっていたので電話をすると、これまた丁寧な口調で道案内をしてくれたので心の中ではもう「このお店で決めたいな」という思いでいっぱいだった。

ただ、道を案内されている中で少しづつではあるが不安の種がムクムクと顔を出してきた。てっきり歌舞伎やその近辺に案内されるものだと思っていたら、明らかに新宿二丁目に向かっているではないか。「本当にこの道であってるのか?俺が道を間違えてるんじゃないのか知らん」と思いながら歩いていると、着きましたよ。新宿二丁目の仲通りに。

そしてその事務所の入っている雑居ビルも仲通り近くにありまして、正面に着いた瞬間に青いイナズマが僕を責めるんですね。だって二丁目界隈にあまり詳しくない俺でも知ってる売り専バー等々が入ってるビルヂングなんですから。

電話口から「ビルの入り口で暫くお待ち下さい。スタッフが迎えに上がりますので」との言葉を最後に通話が終わってしまい、天を仰いで口をパクパクさせていると、青天の霹靂とも言える推理が降ってきました。

「ははーん、さては多角的な経営者だな。」

そうです。やり手のオーナーとかで時々いるんですよね。居酒屋とキャバクラを経営してたり、売り専と不動産関係を経営してたりする剛の者達が。そして「そうかそうか、このお店のオーナーは色々なお店を経営していて、事務所が二丁目にあるだけなのか。そう言う事なのねん」とマインドセットが完了してすぐに、若い男性が迎えにきてくれた。事務所に案内されると、そこには40歳前後だろうか、物腰の柔らかい柔和な表情をした男性が鎮座していたのだった。

以下、地の文での記載はだるいので会話形式で。マネージャー(マネ)、なお氏(なお)

マネ「遠い所からわざわざ有難うございます。マネージャーの◯◯です」

なお「こちらこそお時間を割いていただいて有難うございます。本日はよろしくお願いします。(いやー、人柄も良さそうだし今回は当たりなのではないか)」

マネ「早速だけどこの用紙に名前や住所、連絡先等々を書いてもらえますか。履歴部分は書ける範囲で構いませんので」

なお「わかりました。(あー、売り専の時もこんなの書いた覚えがあるな。風俗店では良くある形式なのかな)」

マネ「(用紙を受け取りながら)有難う。ところで、うちは業態的に売り専バーだから主に男性相手の接客になるんだけど、そこは大丈夫ですか?」

なお「なん…だと…(なん…だと…)、聞いてないぜマザーファッカー(聞いてないぜマザーファッカー)」

マネ「あー、そうだったんですか。わかりにくくて申し訳無かったですね。確かに『出張ホスト』で求人をしてますけど、業態的には売り専バーなんですよ」

なお「ま…紛らわしい書き方すんなよこのチンポ野郎(なるほど、そうだったんですか。実は女性向け風俗店だと思って申し込んだんですよ。でも連絡段階で確認しなかった私も悪かったので大丈夫ですよ)」

マネ「申し訳ないね。それで、どうしましょうか。お話は進めても大丈夫ですか?」

なお「大丈夫な訳ねぇだろ俺の実家の犬に噛ませるぞ(すみません。実は今現在売り専でも働いているので、規約の問題で同業種の掛け持ちができないんですよ。なので今回のお話はなかった事にしてください。お忙しい中でお時間を割いていただいたのに申し訳ありませんでした)」

マネ「いやいや、大丈夫だよ。ちなみにどこで働いてるの?」

なお「◯◯ってお店です」

マネ「あー、知ってるよ。結構昔から営業してる良いお店だよね。マネージャーも良い人たちだし」

なお「そうなんですよねー。良いお店だと思います。それと女性向け風俗はもう少し探してみます」

マネ「そうですか。残念だけど掛け持ちはできないよね。遠い所来させちゃって申し訳なかったね。それとお店のマネージャーによろしく言っといてよ」

なお「わかりました。こちらこそお時間取らせちゃって申し訳なかったです。有難う御座いました」

まさかの面接二連敗という苦汁を舐め、ビルヂングから這々の体で逃げ出したなお氏は近くのコンビニでストロングゼロのロング缶を購入し、苦汁と共に虚無を飲み下しながら帰路に着いたのであった。

 

めでたくはない。が、最終的にSPA Whiteへ辿り着いたので結果オーライではあるかもしれない。

それではまた次回のブログでお会いしませう。

卒業を前提とした性風俗利用についての個人的見解

手前味噌ではあるけど、性風俗を利用する理由なんて十人十色で掃いて捨てるほどあることは百も承知ですし、どんな理由で利用しても他人がとやかく言うべき事ではないでしょう。ただ、「卒業を前提として利用する」という意見を聞いた時に「はて、それは一体どう言う事なのか知らん」と思ったのでこの場で一寸考えてみようかなァと思った次第です。

初めに「卒業」とは「学校の全課程を学び終えること」や「ある段階や時期を通り過ぎること」等の意味を表す言葉なので、「卒業を前提とした性風俗の利用」とは「何かしらの目的を持ち、性風俗を一定期間のみ利用する」と言い換えて差し支えないと思います。

さて、そのような動機で性風俗を利用し始めた際に想定されるのは以下の3パターンではないでしょうか。

①当初の目的を達成して卒業する

②途中で退学しちゃう

③入学したけど卒業できない

それではこれから各パターンについて考えていきませう。

①について

これはですね、素晴らしいんじゃないでしょうか。特に言うことも無い気がするんだよね。目的については御仁方々「男性に慣れたい」「彼氏といきなりセックスするのは怖いからその前にワンクッション置きたい」「男性不信を払拭したい」等々おありでしょうけど、そのミッションをクリアして性風俗を利用する理由が無くなった結果として去っていくのであれば、俺としては「グッジョブ、良くやったぜブラザー。達者でな」としか言い様が無いんじゃないか知らんと思います。その調子で人生のPDCAサイクルを上手い具合に回していってもらえれば性風俗従事者冥利に尽きますね。

②について

これについてはですね、諸説ありますね。利用し始めたけれど自分には合わないと判断して辞めるってのは全然オッケーだと思うんですが、初めての利用でとんでもない目にあった結果として「風俗なんて二度と行くかクソ野郎」って状態になってしまうケースはやはり望まれる状態ではないです。昨今、女性向け風俗は店舗数がけっこう増えていて、玉石混交具合が半端ではないと推測できるので、利用する際には「雰囲気が壊れようがなんだろうがやりたくない事は絶対にやらない。何かを強要するのであれば即プレイ中断の上で(社会的に)ぶち殺すファッキュー」という鋼鉄のソウルを胸に秘めて頂きたいです。

目的地に早く到着できる新幹線や飛行機が事故をおこす可能性があるのと同様に、性風俗の利用についても何かの拍子で事故る可能性がある事は頭の片隅に忍ばせておいた方が良いかと思います。この世界に100%安全なサービスはありません。

③について

これについては問題があると思っています。それは、卒業できない事自体ではなくて、「卒業しなければいけない」というメンタル自体にです。つまり、「当初は一定期間で辞めるつもりだったけど未だに利用し続けてる私」に対して罪悪感や嫌悪感を感じることが問題だと思ってます。その根底には「本来ならば性風俗は利用しない方が望ましい」「関係性をお金で買う事の虚しさ」といった思想がもしかしたらあるのかもしれません。

しかしですね、性風俗の利用に良いも悪いも無いと思うんですよね。個人的に、キャストと共有する時間って映画や文学の様な虚構だと思っていて、そうである以上、そこに良し悪しは存在し得ないんですよ。勿論、質の良い文学もあれば出来の悪い映画もあるように、共有した時間の質の良し悪しはあると思いますよ。でも、虚構それ自体に良し悪しや善悪の判断を下そうとするのは有り体に言ってナンセンスじゃないでしょうか。虚構というものはただそこに存在するだけであって、それ以上でもそれ以下でも無いのです(「そもそも虚構が『存在する』って表現は変じゃない?」って意見は胸に仕舞っておけ。これはレトリックの問題なのです)。

そこから思弁を巡らすと、性風俗店のキャストは虚構内存在の非実在青少年であって、その彼(彼女)達と共有する時間それ自体にジャッジを下す事は出来ないんです。そして虚構ってのは綺麗な嘘で出来ていて、俺はそんな虚構が現実以上に愛おしいと感じる時が多くあります。文学にせよ、音楽にせよ、性風俗にせよ、何でもね。この世界は現実だけでは生きづらいじゃん。

それと時々、「関係性をお金で買う」と言った意見がありますが、良く考えてください。関係性をお金で買う事は不可能です。それが可能だと思っている人達は、全てを交換可能だと錯覚させる現在のグローバル資本主義に染まりすぎてしまってると思います。目を覚ましましょう。お客さんとキャストは関係性を売買してる訳では無くて、人生におけるかけがえのない時間を共有してるんですよ。そこんとこよろしくな。

さて、少し長くなりましたけど、要約するとあれですよ皆さん、「勝手に決めた自己規範で自縄自縛になっても良い事なんて何も無いんだし、性風俗を利用するんだったら思い切ってその綺麗な虚構を楽しもうぜ」って事です。

例によって例の如く次のテーマは決まってないですが、また気が向いたら書きます。アデュー。

風俗で働いて病む病まない問題について

ブログを放置してるつもりはないんだけど、気付くと普通に1カ月とか過ぎてる事が多々あるんだよね。時の流れは恐ろしいですな。

さて、今回のテーマはタイトルにある通りで、これはお客さんからも同業(特に男性相手)の人からも結構な頻度で訊かれるんですよ。「風俗業界だけで働いてると病まないの?」とか「お客さんの相手がしんどくて病みそうなんだけどどうしよう」とかなんとか。

結論から言うと俺は全く病まないしその経験もない訳だけど、以下は何故に全く病んだり嫌にならないのかについての理由について、何となく考察してみたので興味のある輩は目を通すよろし。

※これは飽く迄も「俺が病まない理由」であって、普遍的な何かじゃない事は頭に入れて読んでね。マイメロとの約束だお。

 

先ず、主な理由は大きく分けて3つある(気がする)。

 

①既存の競争に回収されないようにする

②やりたくない事はやらない

③逃げ道を用意する

 

これらの理由だけを列挙すると単なる無気力クソ野郎に見えるかもしれないけど、ちゃんとそれぞれ説明するからちょっと待って!!

 

①について

風俗業界ってさ、ルックスとか年齢による序列すげーじゃん。背が高い低い、スタイルが良い悪い、若い若くない、格好良い格好悪い等々、項目を挙げたら枚挙にいとまがない訳だよ。そしてそれら有象無象の要素が絡まりあったピラミッド型のヒエラルキーが出来上がっていて、風俗業界に入ると大体一度はその中に放り込まれるんだよね。

勿論、運営側からしたらその方が楽だと思うよ。例えばデリヘルに「スパホワ子さん」ってキャストがいたとして、その子を紹介する際には「10代」「色黒」「ギャル系」とか、所謂「タグ付け」可能な特徴を言えば何となくお客さんも理解できるから。

でもさ、そんなタグ付けピラミッドの中で競争し続けるのってキツくない?その競争には本質的に終わりがないし、他人と比較を始めたら自分の悪い所ばっかり目がいくようになっちゃうじゃん。加速した資本主義とインターネットによって人間の要素が可視化、タグ付けされてデータベース化された挙句に無責任な評価に晒される既存の競争からはしれっとエスケープした方が気が楽だと思うよ。

時々、会った瞬間にやれ「もっと背が高い方がいい」だの「ぱっちり二重が良い」だの何だの言う人はいるけど、そういう他人の容姿にケチつけて貶めようとする主張に対しては徹頭徹尾ファックオフの姿勢でいいんじゃねぇのかな。本来なら人間は要素でタグ付けできる存在じゃないんだし、「自分は自分だから、ルックスが気に入らないなら来なくて結構でございます」くらいの気持ちでいた方が精神衛生上よろしいと思う。ただし、最低限自分の見た目に気を使うのは大切よ。

 

②について

これは読んで字の如くだけど、手を抜くって意味じゃないからね。ルールに反する事とか我慢を重ねないと出来ないような事までやる必要はないんじゃないのって意味だよ。誤解なきよう。

そんでもって、これには自分を守る他にも意味があるんです。お客さんの中には稀に「お金を貰えるからやってるだけで本当は嫌なんでしょ」的な事を言う人がいるんだけど、そういうタイプの人に「こいつは本当に嫌な事は断るキャストなんやな」って理解してもらえれば逆説的に今やってる行為は嫌なことじゃないってわかってもらえる訳ですよ。

その共通了解というか信頼関係を作る為にも「やりたくない事はやらない」って言ったり態度で示すのは結構大切だと思うんですわ。伝え方は人それぞれだろうから、最適解を示す事は出来ないけれど。それに、やりたくない事を嫌々やってると相手も気付くでしょ。

ホテルの中で奴隷契約を結んでる訳でもないんだし、対等な人間同士で楽しんでいこうぜってことです。

 

③について

これは御仁方々多種多様な事情があるのは想像に難く無いですが、「風俗業が最終手段ではない」ってのを頭の片隅に入れてもいいんじゃないか知らんという事です。借金があるなら債務整理があるし、何かの理由で就業できないなら生活保護も受給できる。本来なら行政のセーフティネットに引っかかるはずの人が止むを得ず風俗で働くってのは最悪のパターンなので、バニラ求人を見て風俗の扉を叩く前に自治体等が主催している弁護士の無料相談会場の扉を叩きましょう。

そうでなくとも、不治の病とかじゃない限り今の日本の法制度的は取り敢えず人は死なないようにできてるから、あんまり視野狭窄に陥らないでゆるくいこうよ。逃げ道なんて幾らでもあるんだから。

 

それと余談だけど、風俗キャストは「性的に消費される」って意見は幻想だと思う。確かに資本主義社会は全ての物事に価値を付与して交換可能にするけれど、そもそも資本主義自体が共同幻想なんだから、その幻想の中で価値を交換した所で本質的に俺からは何も減らないしね。そんなん知らんがなって感じです。

 

俺が病まない理由は何となくこんな感じですね。これらを大雑把に要約すると”Never mind the bolloks.Here’s the SEX PISTOLS ”って事になりますね。以上です。

 

最後まで読んでくれた方々、有難うございました。またのブログでお会いしましょう。

風俗備忘録④(女性向け風俗編・1店舗目の巻)

今回の備忘録は俺が売り専を始めて暫く経ってから女性向け風俗店を探し、記念すべき1店舗目の採用に挑戦するお話です。はじまりはじまり。

 

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時は2018年5月、俺は迷っていた。売り専を始めて暫く経ったということは、非常にクリティカルに考えて次は女性向けにも裾野を広げるべきだという回答は自分の中で出ていたのだが、如何せん店選びの基準が良く分からなかったのだ。

取り敢えず、募集要項に「(売り専を含む)他の風俗店との掛け持ち禁止」と明記されていたり、あまりに高額な登録料を要求するお店は候補から除外したものの、それでも「出張ホスト」とか「性感マッサージ」等で検索すると結構な数のお店が見つかる。しかも厄介な事に、女性向け風俗店には「なんかビビッとくる名前の店」が見つからなかった。そうなってくると俺の良い所であり悪い所である「見切り発車癖」が発動するわけだ。

〜売り専の待機所にて〜

なお「ここ最近さー、女性向けの風俗で働きたいって話してたじゃん?」

ボーイK「あー、そういえばそうだね」

なお「店選びの基準とかよくわかんないから、検索で上の方に出てきたお店に今ここで電話してみるわ」

ボーイK「え?ここで電話するの(笑)?」

なお「うん、なんか今やらないと先延ばしにしそうだし。そこで俺の勇姿を見ててよ」

ボーイK「お、おぅ…」

(電話したお店を便宜的に「A店」とします)

なお「もしもし、HPの求人欄を拝見してお電話差し上げました、世界のちゃんなおと申します。今現在もキャストの求人はしていらっしゃいますか?」

A店「あー、してますよ。他の風俗店で経験はあるの?」

なお「はい。女性向けではないですが、ゲイ向け風俗の売り専で働いています。お店の掛け持ちは問題ないとの事でしたが、そこは大丈夫ですか?」

A店「それは大丈夫だけど。あー、ていうかお兄さんってイケメンなの?」

なお「(え、いきなり何だこいつ…)いや、どうでしょう、特に不細工とかは言われない程度だと思いますが」

A店「そっか、うちは何人もキャストがいるけど、稼げる人と稼げない人の差が激しいんだよ。お客さんは先ず写真を見て判断するから、そもそもイケメンじゃないと厳しいわけ。働くんだったらその辺を理解した上で来てよ」

なお「(なんか横柄な態度だな)そうですか。でもやってみないとわからないので面接には伺いたいです」

A店「あー、わかりました。それじゃあお店のメールアドレスわかるでしょ?そこに、名前、電話番号、住所、身長、体重、年齢を書いて送って。希望の面接日時はある?」

なお「△日でお願いします。時間はいつでも大丈夫です」

A店「それじゃあ、面接は13時からで。その日の面接1時間前になったらこの電話番号に電話して、ちゃんと面接に向かう旨を伝えてください。それと写真付きの身分証明書も持ってきて」

なお「わかりました。それでは当日はよろしくお願いしまする(電話切る)」

ボーイK「どうだった?」

なお「いやー、正直言って感じ悪い人だったわ。いきなり『イケメンなの?』とか訊かないでしょ。でも面接はできる事になったから取り敢えず行ってくる」

ボーイK「変な店じゃないと良いね」

なお「うむ」

 

電話の時点でちょっと不信感を抱いたものの、根が脳内お花畑にできてるので「たまたま変な人が電話に出ただけできっと良い人もいるだろう」と思い直し、言われた通りにメールを送った。

しかしその日の夜になって、面接日を変更してほしいとのメールが入り、「いやいや何でやねん」とか思いつつも幾つか候補日を記載して返信したが、その返事が2日経っても返ってこないのだ。流石に不審に思って電話をすると、「◯日の13時からでお願いします。返信漏れでした」との回答だった(適当かよ)。

それから面接日までの数日間、「この店の運営体制けっこうヤバいのでは?」とか思いつつも、HPのキャスト紹介ページを見て「うほー、ていうかキャスト何十人いるねん。これだけ多いって事は面接であんまり落としてなさそうだな」とか某掲示板を見て「あー、この店って本番やってる人けっこう多いのね。女性向け風俗ってそういうもんなのかな。でも掲示板に書かれてる内容なんてあてにならんしなぁ」とか、最早お店への不信感をスパイスに楽しむ方向へ舵を切っていた。

そして迎えた面接当日、「遂にこれからニューワールドの扉と開けるのか。鬼が出るか蛇が出るかわからんけど、精一杯頑張るんば」と独り言ち、指示通りに面接予定時間の1時間前にお店へ電話をかけた。

 

が、しかし、電話に出ないのだ。

 

数分後にもう一度電話をしたものの、出ない。面接は店舗事務所で行う事は決まっていたので、首を傾げつつも取り敢えず間に合うように出発した。するとさらに数分後に折り返しの電話がかかってきたが電車内だったので、メールで事務所に向かっている旨を伝えると返信が届いた。

「面接ですが、別日にする事は可能でしょうか?」

なんかもう、このお店はダメだなと思った。仮に採用されてもいつかトラブルが起きそうな気がするし、運営に対しての不信感が拭えない気がした。そんな事を電車内で考えていると更にもう一通、当分忘れないであろうメールが入った。

 

「なんかバタバタしちゃって(><)」

↑↑原文ママ、マジでこの1行だけのメールがきた。

 

いやいや、意味分からんでしょ。「なんかバタバタしちゃって」って何やねん。遊ぶ予定をドタキャンする時だとしてももう少しマシな文章書くだろ。

まぁ何と言うか、これ以上考えても無駄な気がしたので、目を半開きにして菩薩の心でもって面接を辞退する旨のメールを入れたのでした。

 

でもそれで結果的にSPA White に辿り着いた訳だしね、ポジティブな判断を下すとしたらめでたしめでたしだよね(お花畑)。まぁあのメールを見た時には結構唖然としたけどね。

ただ1つだけ、たまたまそのマネージャー的な人がちょっとアレなだけだったのか、お店の運営全体がちょっとアレなのかは気になる所であった。しかしそれも今となっては闇の中であるし確かめる気も毛頭ない。

 

fin.

ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ

 

少しだけ予告すると、次の備忘録はまた別の風俗店の面接のお話です。

なんかバタバタしなければその内書くので待て次回(><)