ぢるぢるだいありーずおぶざでっど

女性向け風俗キャスト兼売り専ボーイのブログ

風俗備忘録④(女性向け風俗編・1店舗目の巻)

今回の備忘録は俺が売り専を始めて暫く経ってから女性向け風俗店を探し、記念すべき1店舗目の採用に挑戦するお話です。はじまりはじまり。

 

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時は2018年5月、俺は迷っていた。売り専を始めて暫く経ったということは、非常にクリティカルに考えて次は女性向けにも裾野を広げるべきだという回答は自分の中で出ていたのだが、如何せん店選びの基準が良く分からなかったのだ。

取り敢えず、募集要項に「(売り専を含む)他の風俗店との掛け持ち禁止」と明記されていたり、あまりに高額な登録料を要求するお店は候補から除外したものの、それでも「出張ホスト」とか「性感マッサージ」等で検索すると結構な数のお店が見つかる。しかも厄介な事に、女性向け風俗店には「なんかビビッとくる名前の店」が見つからなかった。そうなってくると俺の良い所であり悪い所である「見切り発車癖」が発動するわけだ。

〜売り専の待機所にて〜

なお「ここ最近さー、女性向けの風俗で働きたいって話してたじゃん?」

ボーイK「あー、そういえばそうだね」

なお「店選びの基準とかよくわかんないから、検索で上の方に出てきたお店に今ここで電話してみるわ」

ボーイK「え?ここで電話するの(笑)?」

なお「うん、なんか今やらないと先延ばしにしそうだし。そこで俺の勇姿を見ててよ」

ボーイK「お、おぅ…」

(電話したお店を便宜的に「A店」とします)

なお「もしもし、HPの求人欄を拝見してお電話差し上げました、世界のちゃんなおと申します。今現在もキャストの求人はしていらっしゃいますか?」

A店「あー、してますよ。他の風俗店で経験はあるの?」

なお「はい。女性向けではないですが、ゲイ向け風俗の売り専で働いています。お店の掛け持ちは問題ないとの事でしたが、そこは大丈夫ですか?」

A店「それは大丈夫だけど。あー、ていうかお兄さんってイケメンなの?」

なお「(え、いきなり何だこいつ…)いや、どうでしょう、特に不細工とかは言われない程度だと思いますが」

A店「そっか、うちは何人もキャストがいるけど、稼げる人と稼げない人の差が激しいんだよ。お客さんは先ず写真を見て判断するから、そもそもイケメンじゃないと厳しいわけ。働くんだったらその辺を理解した上で来てよ」

なお「(なんか横柄な態度だな)そうですか。でもやってみないとわからないので面接には伺いたいです」

A店「あー、わかりました。それじゃあお店のメールアドレスわかるでしょ?そこに、名前、電話番号、住所、身長、体重、年齢を書いて送って。希望の面接日時はある?」

なお「△日でお願いします。時間はいつでも大丈夫です」

A店「それじゃあ、面接は13時からで。その日の面接1時間前になったらこの電話番号に電話して、ちゃんと面接に向かう旨を伝えてください。それと写真付きの身分証明書も持ってきて」

なお「わかりました。それでは当日はよろしくお願いしまする(電話切る)」

ボーイK「どうだった?」

なお「いやー、正直言って感じ悪い人だったわ。いきなり『イケメンなの?』とか訊かないでしょ。でも面接はできる事になったから取り敢えず行ってくる」

ボーイK「変な店じゃないと良いね」

なお「うむ」

 

電話の時点でちょっと不信感を抱いたものの、根が脳内お花畑にできてるので「たまたま変な人が電話に出ただけできっと良い人もいるだろう」と思い直し、言われた通りにメールを送った。

しかしその日の夜になって、面接日を変更してほしいとのメールが入り、「いやいや何でやねん」とか思いつつも幾つか候補日を記載して返信したが、その返事が2日経っても返ってこないのだ。流石に不審に思って電話をすると、「◯日の13時からでお願いします。返信漏れでした」との回答だった(適当かよ)。

それから面接日までの数日間、「この店の運営体制けっこうヤバいのでは?」とか思いつつも、HPのキャスト紹介ページを見て「うほー、ていうかキャスト何十人いるねん。これだけ多いって事は面接であんまり落としてなさそうだな」とか某掲示板を見て「あー、この店って本番やってる人けっこう多いのね。女性向け風俗ってそういうもんなのかな。でも掲示板に書かれてる内容なんてあてにならんしなぁ」とか、最早お店への不信感をスパイスに楽しむ方向へ舵を切っていた。

そして迎えた面接当日、「遂にこれからニューワールドの扉と開けるのか。鬼が出るか蛇が出るかわからんけど、精一杯頑張るんば」と独り言ち、指示通りに面接予定時間の1時間前にお店へ電話をかけた。

 

が、しかし、電話に出ないのだ。

 

数分後にもう一度電話をしたものの、出ない。面接は店舗事務所で行う事は決まっていたので、首を傾げつつも取り敢えず間に合うように出発した。するとさらに数分後に折り返しの電話がかかってきたが電車内だったので、メールで事務所に向かっている旨を伝えると返信が届いた。

「面接ですが、別日にする事は可能でしょうか?」

なんかもう、このお店はダメだなと思った。仮に採用されてもいつかトラブルが起きそうな気がするし、運営に対しての不信感が拭えない気がした。そんな事を電車内で考えていると更にもう一通、当分忘れないであろうメールが入った。

 

「なんかバタバタしちゃって(><)」

↑↑原文ママ、マジでこの1行だけのメールがきた。

 

いやいや、意味分からんでしょ。「なんかバタバタしちゃって」って何やねん。遊ぶ予定をドタキャンする時だとしてももう少しマシな文章書くだろ。

まぁ何と言うか、これ以上考えても無駄な気がしたので、目を半開きにして菩薩の心でもって面接を辞退する旨のメールを入れたのでした。

 

でもそれで結果的にSPA White に辿り着いた訳だしね、ポジティブな判断を下すとしたらめでたしめでたしだよね(お花畑)。まぁあのメールを見た時には結構唖然としたけどね。

ただ1つだけ、たまたまそのマネージャー的な人がちょっとアレなだけだったのか、お店の運営全体がちょっとアレなのかは気になる所であった。しかしそれも今となっては闇の中であるし確かめる気も毛頭ない。

 

fin.

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少しだけ予告すると、次の備忘録はまた別の風俗店の面接のお話です。

なんかバタバタしなければその内書くので待て次回(><)